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犀川

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10月8日9日連休を利用し2度目の犀川行きを決行する。
前回はおよそ6,7年前、なんとか一日頑張って初めての45センチほどのブラウントラウトを釣り上げることができ、
初の魚種でいたく感動したことと遠方まで足を運び坊主を免れたことにほっとしたことを覚えている。
今回はなんとかレインボーでもブラウンでもどちらか50オーバー60オーバーを釣りたいと願って臨む。

土曜日の夜、仕事が終わった後で手早く準備をし1泊分の食材を買い9時半過ぎに家を出る。
片道3時間半から4時間さすがに遠い。
深夜1時頃テントを張る予定の河原着。素早く設営し翌朝に期待してシュラフに潜る。

まだ薄暗い5時頃目に飛び込んできたのは予想外に濁っている水の色。
後で聞くところによると土曜日にまとまった雨が降ったようだ。
朝一でC&R区間下流域の目の前の流れに入る予定だったのだが、この濁りは上流域の方が治まるのが早いのではないか?と思い
一気に最上流部へ移動を決断する。
この判断は結局のところ裏目。
道中、川を見ながら車を走らせるが川に立つ人影が多い。
濁りにためらっている場合ではなかったようだ。
そうそう入川ポイントを多く知っているわけではないが思い当たる場所を見て廻るとほぼ釣り人が川に立っている。
結局一番上まで移動してみたが先行者の後に入るしかないようだ。
せめて朝一は誰も入っていない所に入りたかったので比較的に人が少なかった下流部へ再度移動。
結局テントを張ったポイントへ戻る(苦笑)

まだ誰も入っていないようだが逆に期待薄のポイントなのかとこれまた悩む。
濁りは膝下でシューズが見えないくらい。強めの笹濁り。
6時ちょっと過ぎより釣り始める。
濁りの中ウェットを縦に送り込む事を意識して流すも出ず。

二場所目、もうどこも複数の人が入っている。
関東ナンバーから関西ナンバー、福岡ナンバーまで。
さすが全国区の川は違う。

これだけ人が出ているといかにもな場所は出ないだろうと思い、入りづらい場所、藪を背負って釣り下る場所に入る。
人が多いから案外濁りはいい方に向くかなとも思い流すも出ず。

濁りで足元がわからない中、この場所ほんとうに釣り下れるのか?と思うような場所でようやく一匹。
自然産卵の証、かわいいブラウン。

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このサイズでも一応坊主を免れほっとする(笑)
厳しい中そうそう通える川でないので12時まで粘り、昼食後2時からまた精力的に川に入る。



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サイズアップの2匹目のブラウン。
お目当てのサイズではないけどようやく「釣った」と思えるサイズ。

事前の聞いた話では言われるほど釣れない、釣るのは魚の付場を知っている人上手い人地元の人、ハイプレッシャーだからこの時期厳しいよと・・・
来てみて確かに連休だからだろうけど、どのポイントも入れ替わり立ち替わり釣り人に攻められては魚も神経質になるよなと・・・
何人かの釣り人、地元の方と話をした感じでは、寒くなって人が減ってから釣れるよと・・・納得。
ま、色々と釣り方、流し方をどうするか思いついたことがいくつかあるので今後の釣りに活かしてみようと思う。


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翌二日目の朝、初日よりも早い時間に行動を起こすもまだ暗い5時前に川に立つ人チラホラ、ポイントの駐車場には車が駐車。
うん、流石。
自分もテント撤収後5時15分頃から前日調べた比較的人が入らなそうな所を延々と9時までウェット、ストリーマーと試しながら釣り下るも当たりすらなし。
水色は濁りが薄まって良い感じだが疲れが腰に出てきたので納竿とする。

さざなみにて漁協の人と話していたら、近々放流するとの事だが
やっぱり、犀川では野生化した50UP60UPを釣りたいところ・・・この流れの厚さスケールの中で。
いづれまた再訪を決意。



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by nonisumuhibi | 2017-10-09 22:05 | フライフィッシング | Comments(0)